本日(1/27)は、要介護者の診療で必要な知識~「①VE(嚥下内視鏡検査)による摂食嚥下機能評価と口腔咽頭吸引について」当医院の衛生士部長と一緒に勉強してきました。
講師は鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座 助教授 飯田良平先生でした。
嚥下(エンゲ;飲み込む)機能評価には①VEと②VF(嚥下造影剤検査)があります。今回は実習も含め①を行なってきました。
日頃私達は何気にモノを噛んで飲み込む作業をしていますが、要介護者にとっては飲み込み自体が大変で上手くいかない上に痰(タン)が詰まったりと健康のありがたさを痛感しました。
座学に加え実習もあったので大変勉強になりました。
具体的に難しい話になりますが、痰を自己喀出を促せなく排痰を試みてもダメな方には口腔もしくは鼻腔から必要であれば、気管内アプローチをして吸引を行います。今回は口腔と鼻腔からアプローチをして喉頭の「梨状窩」で吸引しました。残留のポイントは「梨状窩」(リジョウカ)と「喉頭蓋谷」(コウトウガイコク)でした。
引き続き精進して参ります。