医院ブログ

2018.01.14更新

唾液は、つばき、よだれ、おつゆ・・・とも

昔から「つばきは万病の元❗」と言います。

キレイなイメージがない唾液ですが、実は「無味無臭の液体❗」

①口臭予防

②ムシ歯予防

③歯周病予防

④飲み込むチカラを助けて誤嚥(ごえん)を予防

⑤ガンや老化を予防

⑥肥満を予防

⑦味覚の発達

⑧脳の発達

⑨言葉の発音の手助け

など、いろんな役割を果たしています。因みに1日に分泌される唾液の量は0.5~2L。500mlのペットボトル4本分にもなっているんです。年を重ねることに減少しますが(悲)。

そんな大量の唾液は、大唾液腺と小唾液腺があり、唾液の95%は大唾液腺から分泌されます。大唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の3種類があり、それぞれ分泌される唾液の性質が違います。サラサラ(耳下腺)か、ネバネバ(顎下腺、舌下腺)か?それによってさらに特徴や役割も違ってくるのです。

1    唾液に含まれる消化酵素の1つでデンプンを分解する酵素アミラーゼ。即ちプチアリン。

2   粘性たんぱく質。粘膜や消化器の内壁などはほぼムチンで覆われている。即ち唾液ムチンは保湿・粘膜保護の働き。

3   唾液に含まれる発ガン性物質を抑える酵素。即ちペルオキシターゼ。活性酸素を抑制する働きもあるので、老化を抑える効果もあります。

それぞれ大切な役割がありバランスよくはたらいてくれる状態がベストですが、気をつけたいのは緊張したりイライラしたりして、唾液中の水分が減りネバネバ唾液が増えすぎた状態です。

口の中がカラカラになり、そのせいで食べ物が飲み込みにくくなったり、美味しさを感じにくくなったり、消化しにくくなったりと、食事そのものが楽しくなくなってしまう場合があるのです。

ですから良く噛むことですね! 知り合いに元機械体操の選手がいますが「体重管理や健康増進に食事は良く噛んでますね」と!本人曰く「30回位噛みますね。従って食事の時間は人の倍はかかりますね!」

 

「良く噛むことは」

①唾液と混ざり❗→消化が進み❗→胃・腸の消化器官の負担軽減❗

②満腹感がえられる❗→食べ過ぎ防止❗→ダイエット効果も❗

③血糖値の上昇が緩やか❗→すい臓よりインシュリン分泌が少ない❗→脂肪になりにくい❗→ダイエット効果も❗(インシュリン分泌が多いと使いきれず余った糖を脂肪に変えて蓄えるので太りやすくなります。大量分泌は避けるべきです。ですからインシュリン分泌は少ない方が良いのです)

④ゆっくり楽しく→緊張をほぐし→ストレス軽減❗

⑤唾液分泌促進❗→口の中清潔❗→虫歯・歯周病予防に❗

⑥頭部の骨や筋肉が動く❗→血液循環が良好に❗

⑦脳神経が刺激され❗→脳の動きが活性化❗

 

皆さん2018年は良く噛んで下さい❗良いことばかりですよ❗❗❗

 

(因みに、下の梅干しの写真を見て、唾液がでるのは日本人だけだそうです!?)

梅干し

投稿者: 大久保歯科医院

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