【3DSによる口腔細菌の管理と栄養指導による腸内細菌の管理❗ 】 のセミナーに行ってきました。(3/18)
花田信弘 先生
セミナープログラム
①DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)
仮説の登場
②生活習慣病予防におけるライフコース・ヘルスケアの重要性
③生活習慣病発祥の理論は後天的な遺伝子抑制(エピジェネティック変化)
④常在細菌叢と慢性炎症の関係
⑤口腔のコア・マイクロバイオームとは何か
⑥Dental Drug Delivery System(3DS)による口腔細菌叢の変化
⑦食生活で変わる腸内細菌叢
⑧歯科医院におけるライフコース・ヘルスケアの実際
⑨歯科医院の本質は健康づくり
(講師)
鶴見大学歯学部探索歯学講座 教授 花田 信弘先生
花田先生は元国立感染症研究所・部長でもあり素晴らしい先生で、尊敬する先生のお一人です。
(花田先生巻頭言)
健康長寿は人々に共通する願いです。人々の健康長寿を実現するために公衆衛生学では人生の早い時期から健康づくりに取り組むライフコース・ヘルスケアが重視されています。この概念は、胎生期や子供の時の環境が、後年の健康状態に影響するという疫学調査の結果生まれたものです。高齢者の生活習慣病や虚弱状態(フレイル)を予防するためには、全ての年代の健常者に健康づくりの働きかけをすることが大切です。その為には、多様な年代の方々が来院する歯科医院の役割が重要です。健康づくりで歯科医院に期待されるのはライフコースを意識した患者さんの常在細菌叢の管理です。歯科医院ではDental Drug Delivery System (3DS)による個人トレーを用いた口腔細菌の管理と栄養指導による腸内細菌の管理を行うことができます。患者さんの常在細菌叢の管理を歯科医院で実践することによって、虫歯と歯周病の予防だけでなく、生活習慣病とフレイルの予防することが可能になると考えられます。
✳医療法人慈愛会は新しい情報を入手し地域の皆様にご提供していく所存であります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
✳また、本日3/18(日)、別件でスタッフ3名(総務主任、衛生士主任、衛生士)が【口腔がん撲滅委員会のアドバンスセミナー】に参加させていただきました。当医院がVELスコープを用いた口腔がん検診モデル医院としてスライド掲載されました。
東京歯科大学口腔外科学 柴崎教授
当医院が掲載されました。
(掲載に伴い資料をまとめてくれた当医院衛生士主任の星さん、掲載にご尽力下さった(株)HITSPLANの山川様に敬意を表します)
医療法人慈愛会 大久保歯科医院