根管治療❗(=根っ子治療=神経治療)
皆さんは根管治療(神経の治療)はどのようにご認識されていますか?
✳前歯の神経は
①ほぼ1本!
②太い!(加齢に伴い狭くなる)
③わかりやすい!
✳奥歯になると神経は
①2本~5本位!
②狭窄(キョウサク)根管、弯曲根管、閉塞(ヘイソク)根管、分岐根管と難しい根管もあり
ですから前歯に比べ奥歯の治療は難しく、週1度のペースで来院されても1ヶ月以上かかるケースもあります。
左赤→1根充、右青→3根充にて根の治療終了❗
左::3根管根充後 右:3根管を器具で明示❗赤○奥歯の根充後❗その下には親知らずが水平に埋伏。悪さをしないと良いのですが・・・❗この親知らずが抜歯となるととても難しい抜歯になりますから。奥歯の根充後❗根治終了❗根充後❗赤○に膿(歯根嚢胞)が貯留しているため(CTにて確認済)関東労災病院にて外科的切除を依頼した症例。
✳皆さんの中には根っ子の治療はいつまでかかるの?とやきもきされている方もいらっしゃると思いますが、当医院慈愛会のDr陣は『説明不足が無いよう』に心掛けると共に『共通の治療行為が出来るよう』に話し合いブリーフィング(打ち合わせ)を欠かさず行ってDr3人で共有しております。
✳私は常日頃、Dr陣と、
①神経入口の根管口明示はしっかりと行う!
②根管は見易くロート状に形成する!
③その拡大は丁寧に行う!
④ここ1番は器械に頼らず、何よりも正確で頼りになる手頭感覚を用いて根管拡大を行うようにしています。繰り返しになりますが日々ブリーフィングして共有しています!
✳今回は根管治療の肝でもある、『奥歯の根管口明示』の写真を添付致します。こうする事で根っ子の治療がスムーズに進み、正確に根っ子の治療を終了させることができます。
奥歯の3根管❗
奥歯の4根管❗マイクロスコープ像
奥歯の3根管❗
奥歯の3根管❗
奥歯の3根管❗
✳糠に釘(ぬかにくぎ)と言う諺(ことわざ)があります。土台の治療がしっかり、きちんとしていなければその上には何を作っても長持ちしません!
慈愛会では根っ子の治療(神経の治療)をしっかりと正確にと心掛けております。(保険診療)
✳必要に応じて、マイクロスコープ(ドイツ・ライカ社製)を使用して、更に正確に精査して根管治療を行う場合もあります。(自由診療)
マイクロスコープ(ドイツ・ライカ社精)AQUOSにてモニタリング❗
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根管治療・神経の治療は
医療法人慈愛会
大久保歯科医院
までご用命ください!
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