『ジルコニア』
2005年に国内で初めて厚生労働省の許認可を取得した材質で、二酸化ジルコニウムというジルコニアの酸化物で融点が2700度と高く、透明でダイヤモンドのような屈折率をもつために歯科界でのダイヤモンドと呼ばれています。
近年ドイツ生まれのセレックという3Dプリンターを使い、院内でも製作可能となりました!当医院でもセレックの最高峰『セレック・プレミアム』をいち早く導入しております。1600度で焼成します。光学型どり(光学印象)削る器械(ミリングマシーン)1600度で焼成したジルコニア!
【【ちなみに当医院お値段は(ネットを見たで税別)】】
①ジルコニア翌週仕上げ 4万円
②ジルコニア即日仕上げ 5万円(約2時間半)
③刀ジルコニア翌週仕上げ 6万円(ノリタケ食器製ハイクオリティーグラデーション)
✳️なお各種において5年保証がついております。
✳️土台(コアー)は、ファイバーコアーが1万円(税別)です。グレイジング終了!完成!拡大しました。キレイです!
皆様の身近なところでは最近、白いセラミック製の包丁を見かける機会がホームセンターなどでもあると思いますが、あの包丁もジルコニアで作られています。硬く刃こぼれしにくいのが、ジルコニア製包丁の特徴です。
その特徴を活かした歯科でのジルコニア治療は、とても頑丈で幅広く使用が可能なセラミック治療として人気を呼んでいます。更に、白く透明感もあり、審美性にも優れている材質であり、品質改良も進められています。
今までの一般的なセラミックの材質では強度があまりなく、強く噛み合わせることが困難でした。しかし、ジルコニアはセラミックの種類の中でも群を抜いて丈夫です。
奥歯に使用しても十分強度が保たれます。
したがって歯科治療で使えるセラミックの範囲がかなり広がりました。前はブリッジやインプラントなどの土台に使用する時は金属で補強しなければならなかったのですが、高い強度のあるジルコニアは単独素材での使用が十分に可能です。
お口の中は歯にとって厳しい環境なのはご存知でしょうか?
どういうことかと言いますと、日々私たちは口から食事をします。毎日、コーヒーやお茶、スープなどの熱いもの、レモンやお酢など強い酸性のもの、アルカリ性の食品や飲み物など歯は日々刺激に晒され続けています。結果どうなるかと言うと、歯が汚れる、溶ける、ばい菌が付着しやすくなるなど、好ましくない影響を食事の度に受けています。
これはお口の中にある詰め物や被せ物、インプラントにとっても同じなのです。
ところが、ジルコニアは非常に安全な材質で、熱や酸、アルカリに強いので長期間使用を続けても、機能的には一切変化がありません。
ジルコニアは耐熱性が高いためスペースシャトルの外壁に使用したり、医科では骨の代替素材に使用されるほど生体親和性が高いのです。
✳️アレルギーの原因にもなりません。
また、歯ぎしりや食いしばりなどがある患者様にはナイトガードやマウスピースを作ることもおすすめさせていただきます。
このように一人一人、お口の中の状態に合わせてきちんと検査、審査、診断が必要ですので、ジルコニアは最新の機械を使って作製します。3Dプリンターのようにパソコンで設計をし、ジルコニアの塊を削り出して作製するので、精度が高く、精密な歯を作製する事が可能になっています。
従来の保険適応でよく用いられている金属は、溶かして固めているのでどうしても精度が落ちてしまいました。金属は特性上、膨張と収縮を繰り返しながら最終的な形に落ち着くので、材質によっては精密に歯を製作する事が、相当困難を伴う場合があります。
しかし、ジルコニアはジルコニアのブロックを機械で削り出すので、機械の性能が良ければ良いほど、良質な歯を作る事が出来ます。これらのことを総合すると、ジルコニアは有能な材質と言えるでしょう。
現在、セラミックにも色々種類があります。
有能だからといって、全ての治療に対し、ジルコニアが万能な訳ではありません。場合によっては金属の方が適するというケースもあるでしょう。
お口の中の状態や部位、噛み合わせなどをしっかり診断し、当医院担当医ときちんと相談して、ご自身に一番適した選択をしましょう。
あなたにぴったりとあった『歯』に出会うことができます!
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ジルコニアのことなら
医療法人慈愛会 大久保歯科医院
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